今回は海外留学の渡航に際し、いらなかったもの、そして本当に役立った持っていくべきものをご紹介していきます。
筆者はフィリピン・セブ島とオーストラリアでの初めての海外留学(約半年間)で、気合いを入れてたくさんのモノを準備して渡航しました。
しかし、持参したのは良かったけれど全く使用せず、しまいにはかさばりすぎて現地で処分して帰ったという経験があります…
この記事はこんな方におすすめです。
- 初めての留学。不要な持ち物を知りたい。
- 持ち物は必要最低限にしてシンプル&ミニマルな渡航にしたい!
- あると便利なものも知りたい。
これから初めての渡航をお考えの方のご参考になれば嬉しいです!あくまでも実体験による個人の意見ですのでご承知下さい。
きゃちネコ
【関連記事】【留学行くならオーストラリア?セブ?】英語環境のメリット・デメリットを徹底比較
【留学行くならオーストラリア?セブ?】英語環境のメリット・デメリットを徹底比較
目次
海外留学でいらなかったもの
先ずは海外留学で本当にいらなかったものをお伝えします。これらは重くなる上にかさばりますし、短期で渡航される方は不要です。
余分な服
お洒落が好きだし色んな服を持っていこう!と少し気合いを入れましたが、ハッキリ言って色んな種類を着る機会はないのでたくさんの服は不要です。
セブもオーストラリアも日本と比較すると1年を通して温暖な気候です。渡航時期にもよりますが大半の時期でラフな格好を求めたくなります。
丈夫な生地のTシャツやスウェット、ロング丈とショート丈それぞれのパンツがあれば充分でした。
セブではホテル滞在、オーストラリアではシェアハウスとホームステイをそれぞれ経験しましたが、洗濯頻度はどちらも大体1週間に1、2回。1週間分の服を持っていけば充分に足りました。
また、現地でもシティや大型ショッピングモールへ行けばH&Mなどの洋服ショップが並んでいます。どうしても足りない!という場合は現地調達できますのでご安心を。
ちなみに僕はユニクロやGUなどでパックTやアンダーウェア等を購入しましたが、低価格な上に生地がしっかりしているのでかなり重宝しました。
ファストファッションブランドは低価格ですが洗練されたシルエットの服が多くお洒落です。上手に活用してなるべく安く準備しましょう。
テキスト・ノート
続いては、日本で学習していたテキスト数冊と余分にノートを何冊か。これらは不要です。
紙モノは多くなると荷物がめちゃくちゃ重くなります。しかも語学スクールで授業用にテキストやプリントをもらったりで、案外現地で日本のテキストは開きません。ノートも足りなくなったら現地で買えばOK。
日本のテキストは日本にいるうちにマスターして、基礎固めをしてから語学留学へ渡航することがベストです。復習用として基礎となる文法テキストを1冊ほど持っていけば充分でした。
文法の基礎が学べるおすすめのテキストは下記の記事でご紹介しています。
【関連記事】【TOEIC初心者300点台から脱出する方法】基礎英語を学べるおすすめ参考書3選!
【TOEIC初心者300点台から脱出する方法】基礎英語を学べるおすすめ参考書3選!
また、後ほどご紹介する電子辞書(カシオ EX-word)を持参すればかなり安心できます。
カメラ
せっかくの海外だしあらゆる場面を写真に残したい!インスタ映えさせたい!とお考えでしたらスマホで充分です。
僕はOlympusのミラーレスカメラを持って行きましたが滞在期間に対して使用頻度は少なく、トリップ以外は邪魔になっていたことがしばしば。たまに行く旅行ではキレイな写真を撮るために役立ちましたが、それ以外はほとんどリュックの中でした…
最近のスマホカメラのスペックが良すぎるので観光重視でない限りスマホだけでOK。写真は渡航を楽しくさせることに間違いありませんからね!
どうしても持参したいカメラ好きな人は、一眼レフより圧倒的に軽いミラーレスがおすすめです。
インスタント食品
よく海外経験で日本食が恋しくなるから、ふりかけとか出汁の素とか●●のペースト、インスタントコーヒーが重宝する…と耳にしますが、現地で自炊する人以外は全く必要ないです。
むしろせっかく海外へ行くんだったら、現地の食文化を受け入れてみるべきだと僕は考えます。
その国の有名料理やソウルフードのお店、お洒落なカフェを探すのもまた1つの楽しみだと思います。美味しかった時の感動やマズかった時のテンションなど、どれも良い思い出になりました。
それでもどうしても口に合わない、飽き飽きしたら、海外でも日本食屋や日本食のショップはその辺に存在しますので探してみましょう。(美味いかマズいかは別として)
ちなみに僕の留学時はもちろん現地料理を楽しみました。
セブではレチョンやパンシットなどのフィリピン料理を。(でもジョリビーが間違いない)
オーストラリアではフィッシュアンドチップスやミートパイなどをよく食べていました。(最終的にはドミノピザとナンドスのペリペリチキンばかり)
日本では考えられない、飲んだあとの〆に食べるフィッシュアンドチップスは最高。
これらは現地の食文化を楽しんだからこその経験となりました!
海外留学で本当に役立った持ち物
ここからは、僕が実際に持っていき、本当に役立ったものをお伝えします。
電子辞書(カシオ EX-word)
電子辞書はとても重宝しました。
現地ではとにかく知らない単語は聞いても解らないですし、話すこともできません。
辞書やスマホで検索するのも可能ですが、軽くて電波要らずでどこでもスピーディーに検索できるのが電子辞書です。
とくにCASIO(カシオ)のEX-word(エクスワード)シリーズは英和・英英辞書だけでなく様々なテキストによる学習メニューを搭載しているので、どこにいても検索・学習が可能です。音声機能での発音練習も助かりました。TOEIC対策のテキストも搭載しているので日本での学習にも重宝しています。
僕が使用しているのは学生にもおすすめなXDシリーズのスタンダードモデル。外国人の友人とのトーク中に知らない単語が出た時にすぐ検索できたのでかなり便利でした。スマホと共に常に持ち歩いていました。
- ジーニアスの英和/和英辞書をメインに英英辞書や広辞苑なども搭載
- 辞書以外にもリスニングやTOEIC対策に有効な30以上のコンテンツあり
- カシオ製のしっかりした作りとコンパクトな持ち運びが通学から旅行まで超便利
単3形電池式なので予備は準備しましょう。
日本の文房具
オーストラリア滞在の時にペンや消しゴムなど筆記用具を失くし、しょうがなく現地で購入しましたが書き心地の悪さにビックリしました。しかも作りはチープな感じ。
確実に日本メーカーの文房具の方がクオリティとコスパに優れているので、普段使い慣れているものを持って行きましょう。
セブ島でのスクールでは、講師の方にお土産として持って行くと非常に喜ばれたりしていました。
上着・羽織るもの
温暖な国とはいえ、その時の気候や時間帯でかなり冷えこむ時があります。
特にフィリピンでは、エアコン付きの乗り物(バスや船)に乗るとキンキンに室内を冷やす傾向があります。
僕はオスロブまでの道中のバス内やカモテス島までの船内では寒すぎて腹を壊して最悪な思いをしました。
ここは油断せず温まる1枚羽織れるものを必ず持って行きましょう。
こちらもユニクロやGUなどでしっかりした生地のものが安く手に入ります。
室内スリッパ
オーストラリアもセブも室内履きの文化がないと想定し、捨てる前提で持って行きましたが大正解でした。
日本人ならプライベート空間では靴は脱ぎたいもの。でも地べたに足は付けたくないのでやはりスリッパの存在は助かります。
足元の持ち物としては、スニーカー・ビーサン・スリッパの3点セットで快適に過ごせました。
風邪薬・マスク・のど飴
この3点セットは、セブ滞在時に本当に持っていって良かったと思いました。
スクール内やホテル内はエアコンで乾燥していましたし、授業は1日を通してほぼスピーキングだったので喉を痛めることがしょっちゅうでした。周りの生徒も順番に風邪をひいていたので僕の薬やのど飴(トローチも)を分けてあげて喜んでいました。
現地でも売っていますが、副作用がすごく強かったり、やたらと甘かったりしていたようなので普段日本で使い慣れているものを持って行くのが良いと思います。
ポケットティッシュ・ウエットティッシュ
ポケットタイプのティッシュやウェットティッシュは、ちょっと外に出かけた時に役立ちました。
特に外国での外食時は、料理によっては素手で食べるものがしばしば。
日本と違い、テーブルにおしぼりやナプキンがないことがよくあったので、携帯できるティッシュやウェットティッシュは何かと便利でした。
イヤホン
おそらく持って行かない人の方が少ないかもしれませんが、イヤホンは確実に役立つアイテムです。
移動中などに音楽やラジオを聴くだけではなく、リスニング学習でも使えるので便利です。
更に滞在先がシェアハウスやルームシェアの場合、容易に音を出せないかもしれませんし、逆に周りの音が気になり勉強が捗らないこともあるかもしれません。
ちなみに僕がオーストラリアで滞在していたシェアハウスのオーナーは、超爆音でTVゲームや音楽をかけていたので本当に持って行って助かりました…
海外に出てからネット通販する場合、ebayなどの海外オークションサイトを活用すると安く購入できることがあるのでおすすめです。
【関連記事】【ebay(イーベイ)の使い方】英語嫌いな方向けに登録から購入までを分かりやすく解説します
【ebay(イーベイ)の使い方】英語嫌いな方向けに登録から購入までを分かりやすく解説します
まとめ
いらなかったもの
- 余分な服
- テキスト・ノート
- カメラ
- インスタント食品
持っていって良かったもの・必需品
- 電子辞書
- 日本の文房具
- 上着・羽織れるもの
- 室内スリッパ
- 風邪薬・マスク・のど飴
- ポケットティッシュ・ウエットティッシュ
- イヤホン
持ち物は必要最低限にして身軽な渡航にしましょう。準備のご参考と快適な海外生活につながったら嬉しいです。
See you soon!!🐈