この記事では、フィリピン・セブ島の北東に位置するカモテス島への行き方、おすすめスポットを紹介します。
リゾートや語学留学を格安で行ける人気のフィリピン・セブエリア。マクタン島でリゾート満喫、オスロブでジンベイザメのウォッチングなどが定番人気ですよね。
しかし、人気がゆえに混雑していることもしばしば。そんな時こそ、セブからのアクセスが抜群で、少しマイナーな離島「カモテス島」でのんびり過ごすのがおすすめです!
洞窟やサンセットビーチがめちゃくちゃ綺麗ですので、以下スポットを参考にぜひ訪問してみて下さい!
目次
日帰り可能!セブからカモテス島へのんびりトリップ
概要
カモテス諸島とは?
カモテス諸島(英語: Camotes Islands)は、フィリピン中部ビサヤ諸島の中央部、レイテ島とセブ島に囲まれた小さな海域カモテス海に浮かぶ4つの島からなる諸島である。行政区域はセブ州に属している。
西からパシハン島(Pacijan、別名サンフランシスコ島)、ポロ島 (Poro)、ポンソン島 (Ponson) に分かれ、さらに小さなトゥラン島 (Tulang) がパシハン島の北に接している。パシハン島とポロ島は実際は舗装道路でつながっており、ポンソン島はポロ島から4km離れて東に浮かんでいる。
引用元:Wikipedia
主にパシハン島(サンフランシスコ島)とポロ島を巡る旅になります。
それでは、セブからカモテス島へ行くまでの大まかな流れを掴んでおきましょう。
- 宿の予約を取っておく(おすすめは後ほど)
- フェリーのチケットを事前購入する
- フェリーターミナルへ行く
- フェリーでカモテス島へ
- カモテス島へ到着⇒移動手段を確保する。
- 島巡り・ひたすらのんびりする。
上記の流れでカモテス島の旅を満喫することができるはずです。宿の予約はもちろんですが、フェリーチケットも事前購入しておいた方が良いです。
尚、フェリーの出発港はいくつかありますが、ここではセブのフェリーターミナルPier1からカモテス島ポロ港までの行き方を紹介します。
セブシティ周辺に滞在の方は、Pier1が最も近く、オーシャンジェットというフェリーでの移動時間も約1時間半なので簡単にアクセス可能です。
具体的な流れを一つずつチェックしていきましょう。
フェリーチケットを購入する
宿の予約を済ませたら、先ずはカモテス行きのフェリーチケットを購入しましょう。セブフェリーターミナルPier1乗り場からカモテス行きのフェリーに乗ります。
週末は非常に混雑し、当日券が売り切れてしまう場合があります。そのため、事前に直接Pier1に出向くか、もしくは最寄りの旅行代理店などチケットを取り扱っているお店で購入しておきましょう。
遅くても1週間前には購入しておくことをおすすめします。
ちなみに僕がセブで滞在していた場所はキャピタルのすぐ近く。ホテルから近い印刷屋さん「Get Access」というところでチケットを取り扱っていたのでそちらで購入しました。キャピタルとオスメナサークルの間くらいの場所にあります。
セブフェリーターミナルPier1~カモテス間は1日2便運航しています
【セブフェリーターミナルPier1発⇒カモテス着】
【出発時間】: 6:00 / 15:00
【カモテス発⇒セブフェリーターミナルPier1着】
【出発時間】: 8:00 / 17:00
【チケット料金】:P380 / 片道
※別途ターミナル手数料がP5かかります。
カモテス島へ向かう
準備を整えたらいざ出発!セブのフェリーターミナルPier1へ向かいましょう。
僕は6:00発のフェリーでしたが念のため、1時間半前には到着するようにしました。早朝なのにすでに混雑していました。向かう途中で買った朝食を食べてから無事入港です。
朝5時前でしたが中ではすでに待ち人が。この後出発時間が近づくにつれ、更に込み合っていきます。
きゃちネコ
船内はクーラーがものすごく効いています。必ず何か羽織れるものを一枚持参した方が良いです。
到着したら移動手段を決める
カモテスへ到着したら移動手段を確保しましょう。ターミナルを降りると複数のバイクタクシーやジプシーのドライバー達がいるので交渉します。
小人数であればバイクタクシーをチャーターして1日ドライブ&ガイドをしてもらうのが良いと思います。
団体の場合はジプシーを貸し切って、ドライブしてもらうのが良いでしょう。
日帰りの場合は、バイクをレンタルして自分たちでドライブするのが楽しいと思いますよ!
ちなみに僕は1泊2日だったので、
- 1日目はバイクタクシーを手配⇒そのまま宿まで送ってもらった
- 2日目は宿主に頼んでレンタルバイクを手配⇒午前中だけ自分でドライブ⇒昼にドライバーに来てもらいポロ港まで送ってもらった
といった流れでした。
金額は値切って1日P600+ガソリン代でした。交渉次第でもっと安くなると思います。2日目は半日でしたがP500くらいでした。
ノーヘル+水着で爆走できますが、くれぐれも安全運転を心掛けましょう!(信号ありません)
カモテスおすすめスポットはこちら!
カモテス島へ着いたら必ず行っておくべきおすすめスポット&宿を紹介します。
ポロ島とパシハン島(サンフランシスコ島)に分けて紹介していきます。
観光スポット
きゃちネコ
Bukilat Cave
カモテス島では8つの自然洞窟がありますが、その中でも一番人気があります。
中央に礼拝堂?のようなものがあり、タイミングが良ければ天井の穴から太陽光が差し込み、とても神秘的な光景が見られます。また池のように溜まっている水は透明に透き通っており、光に反射すると全体がキラキラ光りとても綺麗な上、視覚的にも涼むことができます。
ポロ島の最東部に位置し、バイクで40分程とやや遠いです。
Buho Rock
こちらは珊瑚の岩(崖)から海へ飛び込みができる人気が高い場所です。カモテスへ来たらココ!というほどランドマーク的な存在です。
岩の上にデッキのような場所があるので、そこでくつろぐのも良し、はしゃいでおもいっきり飛び込むのも良しです。ちなみに僕は高所が苦手なので海を眺めていました。
Sto.Nino Catholic Church
1800年代中期に建てられた歴史的な教会です。中には入れませんでしたが、建物の古き良き風合いを感じられます。時間があれば雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Tourists Imformation Center
こちらはおまけです。
ポロ港についてすぐ左手にある建物が観光所なのですが、隣接している(写真の奥側)建屋が小さなレストランになっていて地元料理をいただけます。出航までに小腹が空いた際はおすすめです。マンゴーシェイクが美味しかったです!
きゃちネコ
Timubo Cave
こちらはパシハン島に位置する人気の洞窟。農場の敷地内にポツンと存在し、こんなところにあるのかと少し驚きました。
入口の階段を下りていくと暗闇の中、ライトに照らされた鍾乳石を見ることができます。進んでいくと池のように透明で綺麗な水が溜まっており、涼むことができます。奥まで到達するまでに水が深いポイント(腰くらいまで浸かる)があるので水着で入るのがおすすめです。
Lake Danao Park
こちらは広大な湖がある公園です。湖の形は上空からみるとギターの形に似ているそうです。
湖畔ではボートをレンタルできるので、ココナッツの木などの自然を眺めながらクルーズすることができます。また、レストランもあるのでこちらで休憩・ランチがおすすめですよ。カップルに良いスポットかもしれません!
MANGODLONG Rock Resort
こちらはビーチとコテージが連なった人気のリゾートエリアです。ビーチのみの利用も可能です。
シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティもできるそうです。エリア内には岩のデッキのような場所があり、そちらで多くの観光客がくつろいでいました。僕は見れませんでしたが、島の西側に位置しているのでサンセットが絶景とのことです!
Santiago White Beach
数あるビーチの中でも一番人気と言われており、多くの観光客で賑わっていました。
こちらの一番の特徴は、超が付くほど遠浅です。100mくらい沖に進んでようやく腰に浸かるくらいでした。そのため、水温は温泉かと思うほど温かいですよ!
水はターコイズブルーで非常に綺麗です。人気エリアですが広大なビーチのため全く混みあっていません。
ビーチ沿いにレストランがいくつかありますので、海を満喫しながら、食事やアルコールを楽しめちゃうのでおすすめです!
透き通る青い海と輝くサンセットで最高のひとときを満喫できます。
Tolang Island
こちらはおまけです。パシハン島の北西部に位置し、バンカーボートを利用して5分ほどで渡れる小さな離島です。
本島より人が少ないのでより静かで海も綺麗だと思います。ポロ島、パシハン島を制覇したらこちらもおすすめです。
ホテル・宿
Swiss Lagoon
僕が宿泊した場所がSantiago White Beachが目の前にある「Swiss Lagoon」です。“Swiss”と名が付く通り、オーナーはスイス出身のおじさまで、フィリピン人の奥様と営んでいます。
部屋は3つほど+離れが1棟でコンパクトですのでかなりアットホームな雰囲気です。宿内にはオーナー夫婦の写真や可愛い飾りつけがありホッコリさせられます。裏庭にシャワーがあったので海から直帰して外で泥を落とせるのは楽でした。
そしてWi-Fi完備の上、宿内は清潔感があるので満足しました。また、オーナーがすごくフレンドリーで要望も聞いてくれる親切な方だったのでとても好感をもてました!
朝食付きプランでしたが、オーナーが作るオムレツはとても優しい味で朝から温かい気分にさせてくれました。またいつか訪れたいです。
【宿泊代:約3,900円~ / 1泊】
飾りつけが可愛らしいですね。屋上のテラスからはビーチを眺められます。
Santiago Bay Garden & Resort
掲載元:Expedia
リゾート気分を味わいたいのであれば「Santiago Bay Garden & Resort」が良いかと思います。
こちらはSantiago White Beachと直結しているので、海を眺めながらの滞在が可能とのことです。ブッキングサイトでの評価が高いことも検討材料の1つですね。
【宿泊代:約4,000円~ / 1泊】
まとめ
いかがでしたか?
コンパクトな島なので、簡単に島全体を巡ることができます!それにセブと比較して混んでなく海が綺麗ですし、予算もチープに済むかと思います。
そのため、セブ旅行で人と違ったところに行きたい方や、留学の週末お忍び旅行に行きたいなんていう方にはぴったりだと思います。人里離れたステキな島で、ぜひのんびりとした時間を満喫して下さい。おすすめです!
See you soon!!🐈