ビットコイン?リップル?仮想通貨の仕組みなら初心者向け図解がわかりやすい!

ビットコインに投資して億り人(おくりびと)になった、寝てたらお金が増えていた…

価格が高騰してこんなワードが巷で話題になっていた暗号資産(仮想通貨)。

今回は、

  • そもそも仮想通貨って何なの?
  • ブロックチェーンの仕組みとは?
  • 投資をして儲かる?儲からない?

とお考えの仮想通貨初心者の方向けに、ビットコインの仕組みわかりやすくイラストを使って図解していきます。

正しい基礎知識を付けることで、仮想通貨へのイメージ・活用法など理解を深められるので、ご参考になれば嬉しいです。

Bitcoin(ビットコイン)の仕組みを図解でわかりやすくご紹介

仮想通貨と聞くと、2011年に起きたマウントゴックス事件や、2018年のコインチェックNEM(ネム)不正流出事件などが記憶に新しく、不信感や怪しいイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

しかし、ビットコインや他の仮想通貨が備えるブロックチェーンと呼ばれる技術が画期的な発明で、世にインターネットが出た時くらいのインパクトを与えたと言われています。これからの僕たちの生活に密接に関わってくると予測されていて既に色んな分野で活用され始めています。

ビットコインの誕生から追ってブロックチェーンの技術を見ていきましょう。

仮想通貨・Bitcoinの誕生

仮想通貨と聞くと先ず最初に浮かぶのはBitcoin(ビットコイン)の名前。

ビットコインは最初に生まれた仮想通貨として歴史が一番長いです。現在様々な仮想通貨が存在していますが、その全ての根幹にある技術がビットコインからとなります。

起源は、2008年“サトシ・ナカモト”と名乗る者(全てが謎に包まれている)が、インターネット上で管理者なしでオンライン上でお金を安全に取引できる論文を発表しました。それを基に、ビットコインのソフトウエアが開発され運用がスタート。

「オンライン上」なので、“通貨”と呼ばれていても硬貨のように実在するものではありません。

最初はオンライン上の仲間内だけで使われるゲーム通貨のようなものでしたが、ある時、ピザ2枚と1万BTC(BTC=ビットコインの単位)の取引が成立。これがビットコインの価値を証明したことになり、仮想通貨決済の始まりとされています。

ビットコインとピザ

ビットコインの仕組みとは?

“サトシ・ナカモト”が発表した仮想通貨の概念には、非中央集権型のP2P分散型システムがあります。

僕たちが使用している法定通貨(日本では円)は国家や銀行といった特定の金融システムで管理されています。そのため、通貨の発行・取引はその管轄を通し、その信用のもとで行われていることになります。これは中央集権型システムです。

一方、ビットコインは国や銀行といった特定管理者は排除し、個人間でお金のやりとりや管理を行うといった思想。これがP2P(Peer to Peer)分散型システムです。国家に左右されないお金の民主化のようなイメージですね。

そしてこの仕組みこそがビットコインの正体です。上述しましたがコイン通貨と聞くと貨幣(お金)を想像してしまいますが、ビットコインはデジタルシステムなので現実世界には実在しません。

なお、このシステムの大きなメリットは、コストと時間をかけず、個人間で簡単に取引が可能なところです。

中央集権型システムでは国家や銀行といった管理者がいるため、お金の取引に手数料コストやタイムラグが発生します。これは銀行で取引データの台帳更新が行われたり、セキュリティに莫大なコストが掛かっているためです。

しかし、P2P分散型システムでは特定の管理者が存在しません。

その代わり、取引データがネットワーク上に公開され、ネットワーク参加者により取引の検証・承認(=後述するマイニング)が行われ電子台帳が更新されます。それにより、新規ビットコインが生成されるといった流れになっています。

ビットコインの発行・台帳更新が自動で行われる仕組みになっていることから、取引に対し余分なコスト・時間が掛からないんですね。

また、取引は複数で承認され管理されるのでセキュリティが厳しく、不正な改ざんがされないといったメリットもあります。

こういったビットコインのシステムに信用・価値が生まれ、今や1BTC=○百万円という価格で取引されています。

初めは無価値だったものが一時600万を超えたという事実はすごいことですよね!

Blockchain(ブロックチェーン)とは?

上述したビットコインに搭載されている分散型台帳技術こそが、“Blockchain(ブロックチェーン)”と呼ばれる技術です。

ビットコインの取引データはネットワーク参加者によって検証・承認されますが、そのデータは1つのブロック(箱のようなもの)に格納されます。このブロックは1つ前の既存ブロックにつながり、承認される度にこれを繰り返しチェーンのように連なっていきます。

これがブロックチェーンの仕組み。

このブロック内には下記の情報が格納され、承認ごとにブロック同士がつながっていきます。

  1. 取引データ(送金、売買、トレードなど)
  2. 前回のブロックハッシュ値(前回のブロック情報をハッシュ関数を用いて出された数値)
  3. ナンス(ブロック同士をつなぐための鍵の働きをする数字)

①~③がブロックへ格納され、不正がないか検証される仕組みになっています。

ナンスを見つけるためには莫大な計算が必要なのですが、それを見つけ出し承認されると報酬として新規ビットコインが発行されます。そのため、常にネットワーク上には参加者が存在している形になっているのです。

これらのことから、複数で自動的に取引を監視する仕組みが出来上がっており、不正がほぼ不可能となっています。ブロックチェーンのシステムにより、管理コストのカット・セキュリティの高さなど大きなメリットがうかがえますよね。

マイニングとは?ビットコインの発行方法

もう少し詳しく見ていきましょう。

上述した、取引の検証~ブロックをつなげるまでの作業をマイニング(採掘)と言います。

これは報酬で新規ビットコインが与えられることがまるで金の採掘に似ていることからそう呼ばれているそう。なお、マイニング作業者をマイナーと呼びます。

マイニングは莫大な計算が必要となるため、ハイスペックなスーパーコンピューターで行われています。そのため、設備や電気コストが安い中国や北欧などで施設が建てられ、マイニング作業が行われています。

個人のPCだととても対応しきれないので、マイナーのほとんどはマイニング企業や団体から権利を買います。新規ビットコインが採掘できた際にその企業から報酬を得られます。投資したファームからリターンをもらうイメージ。

マイニングは次の流れで行われます。

  1. 取引を検証しブロックへ格納
  2. ハッシュ値で特定の出力値が生成される
  3. ナンスを探し出す
  4. 別のマイナーがブロックの整合性を検証・承認
  5. 新規ビットコイン発行
  6. 新規コインを受け取けとる情報をブロックに格納⇒ブロック接続完了&新規コインGET

これらの6つの工程で取引の承認が行われ、新規ビットコインが発行されています。作業時間は1ブロックにつき約10分になるよう、プログラミングによって調整されています。

なお、ビットコインの発行数には上限があり、現状ルールでは2140年で2,100万BTCの予定になっています。

また、4年ごとに発行数量が減額になるルールもありますが、発行数が減ることにより希少性が高まり価値が上昇する、という考え方からマイナーは減らないと予想されています。

しかし、それは確約されていることではありません。この先ビットコインが値上がりし続ける保障はどこにもなく、価値が今後どのような見方をされていくのかは誰にも分からない状況です。

アルトコインとは?

ビットコインに付随してアルトコインの名前を聞いてことはありませんか?

2018年、1月に起きた仮想通貨取引所「コインチェック」から不正流出されたNEM(ネム)の時価総額およそ580億円分のXEM事件。これは前代未聞の多額のハッキング事件として社会問題となりました。

そんな悪いイメージでネムって何なの?と疑問に思った方もいるかと思います。

ネムもアルトコインの1つ。

アルトコインとは“Alternative Coin”の略で、“代わりの通貨”という意味です。つまり、ビットコインとは別の新しい仮想通貨のことを指します。

有名なものだと、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ビットコインキャッシュ(BCH)あたりでしょうか。

ビットコインが持つブロックチェーン技術を駆使し、更に新たな機能を追加したり、容量をアップデートしたりして高性能なコインが誕生しています。

特にRipple(リップル)社は決済サービスに特化しており、世界の様々な金融機関と提携しネットワークを急速に拡大しつつあります。

日本でもSBIグループと組んでおり、リップルが提供しているサービス機能・信頼性が高いと言われていることもあり、それらの期待からXRPは人気を博しています。(その後、“SBIバーチャル・カレンシーズ”としてリップルのXRPを取り扱う取引所を設立)

しかしながら、これらのアルトコインが今後実用化されていくのかどうかは不透明です。

現状はビットコインが主軸となって価格が連動しており、ボラティリティ(価格変動)が大きいことを考えるとあまり期待できないのかもしれません。

価格が今よりも安定し、それぞれ独立した値動きになった時に市場の変化が起こることを期待しています。

ビットコインは儲かる?利用方法とは

ビットコインを使った取引とメリットは主に次のようなものがあります。

  1. 海外送金(ダイレクトなので、時間とコストが小さい)
  2. 決済(カードなどの他の決済方法よりも時間とコストが小さい)
  3. トレード(ボラティリティが他の金融商品より大きく短期間で利益を得やすい)

海外送金や決済としての手段は、これまでの法定通貨では銀行を通し、かなりの時間と無駄な手数料が掛かっていました。ビットコインは約10分ほどの時間と安い手数料(変動あり)で送金でき、決済に関してはその場で可能なので大きなメリットだと感じます。

また、その他のアルトコインではこの送金速度が数秒で完結したりと、より優れた機能を搭載したものが存在しています。

ビットコインを入手するためには、取り扱っている販売所から直接購入するか、取引所で対個人で希望価格で売買するかの二択になります。

“販売所”からの購入は、手数料の上乗せがあるため割高ですが確実に買えます。

“取引所”での売買は、言い値で取引可能ですが、相手がいなければ成立しません。

機関によって需給バランスや手数料の違いがあるので、通貨の価格はどこも一律というわけではありません。より安く購入できるよう価格帯のチェックが必要だと思います。

仮想通貨で儲けるためには、他の金融商品と同じく“安い時に買って高くなったら売る。”これに尽きます。投資は自己責任です。

まとめ

仮想通貨が持つブロックチェーン技術は革新的で画期的ですよね。

そもそもは儲かる?儲からない?という次元の話ではなかったんですね。ただそのテクノロジーへの期待値から価値がつき、トレードされているという現状はすごいこと。

これらの技術により、今後の社会問題を変革する可能性が期待されています。不正や改ざんがなくなり、より安全で便利な暮らしに直結することを望んでいます。

一方で、仮想通貨自体の取引はボラティリティの大きさから多くが投機目的で行われているのが実状です。

金融商品の1つとして確立しつつありますが、まだまだ発展途上の段階なのでハッキングの危険性などリスクは付き物。取引する場合は資産管理に徹底して注意しながら運用しましょう。

引き続き、今後の動向から目が離せません。

See you soon!!🐈