今回はAdam Levine(アダム・レヴィーン)の美声で知られる人気バンドMaroon5(マルーンファイブ)のおすすめの名曲集をご紹介します。
マルーン5好きな方だけではなく、
- ハイトーンボイスで大人な雰囲気のロックを聴きたい
- ロックだけじゃなくR&Bなどのクラブミュージックも好き
- パーティーやドライブでお洒落なBGMを探している
とお考えの方にもおすすめ。
ロックだけではなくソウルやクラブミュージックの要素を取り入れたサウンドは、ドライブやBGMなど色んなシーンにもハマります。数ある名曲の中でも特に人気がある曲をまとめましたのでチェックしてみて下さい。
目次
Maroon5(マルーンファイブ)のおすすめの名曲21選
人気の魅力とは?
2001年からMaroon5として始動した彼らは、これまでにグラミー賞やビルボードアワードなど数々の賞を受賞しているLA発の人気ロックバンド。
一番の魅力といえばボーカルのAdam Lavineの美しいハイトーンボイスとR&Bやソウルミュージックのような歌いまわし、おしゃれで心地よいサウンド。他のロックバンドにはないオリジナリティー溢れる楽曲が世界で人気を博しています。
それもそのはずアダムは幼少期にHIP HOPやR&Bを聞いて育ってきており、自然とブラックミュージックのエッセンスがバンドサウンドへ影響を与えたことは必然的なこと。
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それだけに、ロック好きなファン以外にもあらゆる層から愛される存在に。アダムもKanye West(カニエ・ウェスト)や50CentなどHIP HOPアーティストとのコラボによりシンガーとしての魅力をさらに世に知らしめることとなりました。
日本では「Sunday Morning」がTVCMに使われ、その影響で知った方も多いはず。
また、2015年に公開された映画「はじまりのうた」では、主演のKeira Knightley(キーラ・ナイトレイ)の恋人役にアダムが抜擢。初演技ではあったもののミュージシャンの設定でナチュラルな魅力が話題を呼びました。
Maroon5の勢いは増す一方ですが音楽性は進化し続けていて、アルバム毎に“トレンド”をおさえながら異なる特徴があるのでリスナーを常に飽きさせません。おすすめのアルバムは?と聞かれてもどれもサウンドが違うし難しい…
そんな彼らは「Red Pill Blues」のアルバムを引っ提げ2019年2月に約2年ぶりとなる来日公演を果たしました。しかし来日ライブのチケットは一般販売開始からわずか数分で売り切れの状況で相変わらずの人気っぷりが伺えましたね。(筆者はゲットできず…)
彼らの名曲をぜひチェックしてみて下さい!
Sunday Morning
傑作と名高い1stアルバム「Songs About Jane 」より日本ではCMに起用され特に知名度が高い「Sunday Morning」。
タイトル通り、ぬくぬくと休日の朝から聴くとめちゃくちゃ心地良いです。恋人とまったり過ごしながらBGMとして流すのも雰囲気良し。
ラストの“There’s a flower in your head and I’m a flower in your hair ”の歌詞が何ともキュート。
This Love
Maroon5を代表する名曲「This Love」。恋人との別れを歌うこの曲は作曲中に実際にアダムが付き合っていた恋人と別れてしまったとか。メロディー、リリックセンス共にセクシーで素晴らしいです。
She Will Be Loved
ハイトーンボイスが映える「She Will Be Loved」は悩みを持っている女性へ“心配ない、きっと愛されるはずだよ”と励ましている歌詞です。
まったりサウンドと優しいリリックで女性ファンを虜にさせるのも頷けます。
Won’t Go Home Without You
分かれた彼女への未練を歌う「Won’t Go Home Without You」は、正統派なミディアムロックナンバーです。キャッチーなサビが聴きやすい。
Misery
こちらはアルバム「Hands All Over」からの「Misery」のライブ映像です。
サンセットの風景、ファンキーでダンサブルなビートが相まってとってもお洒落なラウンジみたいな空間に酔ってしまいそう。こういった程よく力の抜けた音はリラックスできますよね。
Never Gonna Leave This Bed
この「Never Gonna Leave This Bed」は個人的ナンバーワンの名曲です。
爽快さとエモーショナルな雰囲気が共存しているメロディが素晴らしいし“このベッドからは決して離れたりしないよ”というラブソング歌詞とMVのマッチングが何とも素晴らしい。
ちなみに大胆にイチャつきぶりを見せつけている女性はアダムの当時の彼女Anne Vyalitsynaというモデルさん。羨ましい…
Just A Feeling
続いては、最高に切ないバラードソングです。フックのハーモニーが素晴らしく口ずさんでしまいます。
バラードらしくリリックは別れた恋人との過ごした時間を想う失恋ソング。やや失恋系が多いように思うのは気のせいでしょうか。
Payphone ft. Wiz Khalifa
アルバム「Overexposed」からの「Payphone」は、ラッパーのWiz Khalifaを迎えての壮大なサウンドとなっています。
MVは映画さながらの大迫力。ちなみに「Payphone」とは公衆電話のこと。
One More Night
続いての「One More Night」は裏打ちのビートとアダムの歌い方が新鮮な印象。
この頃からクラブミュージックっぽいアプローチがやや強くなってきた感じでロックやポップス好きだけではなく、ブラックミュージック好きにもファンが多いことがうなずけます。
Moves Like Jagger ft. Christina Aguilera
踊らずにはいられないダンスナンバー「Moves Like Jagger」はミックジャガーへのオマージュソング!と思いきや異性を虜にさせるセクシーソング。
セクシーに、まるでミックジャガーのように動けるんだ!とアピールしています。ゲストにChristina Aguileraを迎え、より艶やかにラグジュアリーな曲に仕上がっています。
Love Somebody
シンセ音や4つ打ちビートが少しエレクトロっぽい曲調の「Love Somebody」は、誰かを本気で愛したいと願う失恋ソングです。
こういった切ない恋愛の歌詞が女性の共感を生んでいるのでしょうか。
Maps
アルバム「V」(ファイヴ)から「Maps」です。ゆったりとした4つ打ちビートとエモーショナルなメロディーの融合が新しい印象。
MVからも連想できそうですが後悔の失恋ソングです。やっぱり失恋ソングが多いですね。映像からも曲の世界観が味わえます。
Animals
R&Bライクな「Animals」ですが、もうジャンルレスというか“Maroon5っぽい”としか言えない感じです。
曲中アダムが吠えるところがなんとも“アニマルらしい”ですね。
Sugar
「Sugar」はウェディングソングとしても定番となっているタイトル通り甘ーいラブソング。来日公演ではアンコールの最後の最後で演奏したそうです。イントロを想像しただけで鳥肌ものです。
やっぱりピースフルで明るいサウンドは聴いていて幸せな気持ちにさせてくれますね!
しかもこのMVは本当に結婚式の挙式でのサプライズライブだそうで当のカップル達の驚きが伺えてこちらまでニヤニヤしてしまいます。
Maroon5 vs. Alesso-This Summer
アルバム「Ⅴ」のボーナストラックにも入っている「This Summer」のEDM仕様です。
トラックは「Heroes(we could be)」でもお馴染み、スウェーデン出身のAlessoによりディープなエレクトロサウンドに生まれ変わっています。
シャウト系のフックがかっこいいので野外ライブではシャウト必須。“This summer’s gonna hurt like a mother f**ker~!”
Don’t Wanna Know ft. Kendrick Lamar
続いてはトロピカルハウスっぽいサウンドが心地よい「Don’t Wanna Know」。
フィーチャーしているのKendrick Lamarはフジロックでの来日が記憶に新しいですよね。今や西海岸を代表するだけではなく世界的人気を不動のものとしている実力派ラッパーです。西海岸・ジャンルレスで愛されている者同士、このタッグの相性は最強だったのかもしれません。
Cold ft. Future
アルバム「Red Pill Blues」のボーナストラックにもなっている「Cold」はダンスホール的な要素が感じられるノレる1曲。ラップしているのは昨今のHIP HOP界のトレンドセッターの1人、Futureです。
今回のアルバムはクラブミュージックっぽいアプローチが最も多く目立ちますね。
Wait
「Wait」も打ち込みトラックにアダムが歌を乗せてる感じでR&Bなどのブラックミュージックのアプローチが強い。この手のサウンドとの相性は良いわけですが今回のアルバムでアダムの歌唱力の幅がより広がったように思えます。
Girls Like You ft. Cardi B
実はこの「Girls Like You」のMVで出演している女性たちは大物シンガーからアスリートまで有名な面々が集っています。
例えば、話題のシンガーRita OraからベテランシンガーのMary J. Blige、Jennifer Lopez、スノーボード女子金メダリストのChloe Kimなどなど、豪華なメンツが出演。
歌詞の内容はいつもそばにいる女性への感謝や“本当に君が必要なんだ”というストレートな愛情を歌っているラブソング。最後に子供を抱えて出演している女性はアダムの実の妻子だそうで微笑ましい。
What Lovers Do ft. SZA
エレクトロポップスな感じの「What Lovers」は、心地よいミディアムテンポのビートと美しいメロディがとても聴きやすい。
フィーチャーしているSZA(シザ)はKendrick Lamarとの「All The Stars」を歌いあげている実力派シンガー。旬なアーティストとのコラボもリスナーを飽きさせない魅力の1つですね。
Gym Class Heroes-Stereo Hearts ft. Adam Levine
最後におまけ。USでゴールドディスクも受賞しているHIP HOPバンド、Gym Class Heroesの2011年のアルバム「The Papercut ChroniclesⅡ」から大ヒットした「Stereo Hearts」。
こちらはフックパートをアダムが美しく歌いあげ、Travie McCoyのラップとのバランスがかっこいい1曲となっています。Maroon5好きならぜひ押さえておきたい1曲。
まとめ
Maroon5は独特なセンスと現代的な楽曲が魅力ですが、往年のアルバムを振り返ってみるとシンプルさが逆に新鮮。色んなサウンドに挑戦し進化を続けているからこそ色んな角度から楽しめる贅沢なバンドだと感じます。
ベスト盤でまとめて名曲を聴くもよし、各年代のアルバムで違いを楽しんでみるもよしだと思います。お気に入りの1曲を探してみてはいかがでしょうか。
See you soon!!🐈
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