今回は、メロコア・パンク好きなら絶対に外せないBlink182(ブリンク182)のおすすめ曲18選をご紹介します。
カリフォルニア・サンディエゴ発のBlink182といえば全身タトゥーのTravis Barker(トラヴィス・バーカー)の存在とそのドラムプレイが圧巻!キャッチーなポップパンクからクラブミュージックのサウンドを取り入れたニューウェーブな楽曲もあり、リスナーを常に飽きさせないところが魅力的。
- アメリカ西海岸のストリートカルチャーが好き
- ファストでポップなメロコアが聴きたい
- トラヴィスのタイトなドラムプレイを堪能したい
といった方は必聴です。
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目次
ポップパンク!Blink182のおすすめ曲18選
90年初頭から活動している3ピースバンドの彼らは、アルバム「エニマ・オブ・アメリカ」(Enema of the State)で世界で約700万枚のヒットを飛ばしポップパンクの地位を築き上げました。
その後4年の活動休止期間の後、2009年に活動を再スタート。音楽活動だけにとどまらずファッションブランドを立ち上げるなど、常にストリートとリンクしている動向はLA発のバンドならではかもしれません。
残念ながらアイコン的キャラのギターボーカルのTom Delonge(トム・デロング)が2015年に脱退してしまったものの、(その後Matt Skiba-マット スキバが加入)存在感のある彼らは数々のヒット曲を生み出し今でも精力的に活動を続けています。
なんと!2022年10月、ギターボーカルのトム・デロングが復帰とのアナウンスが!トムはSNSでマットへ感謝の気持ちを伝えていました。マットの歌声も好きでしたが、今後また元の3人の姿が見られるのは激アツ。ニューアルバムを引っ提げて2023年3月よりツアーが開始されるようです。
特に注目したいのが、トラヴィスのドラミング。
複雑なビートを刻みながらも超タイトに叩き出すドラムは“打ち込み?”と勘違いしてしまうほどです。人工ドラムンベースと言われたドラムプレイにも要注目。(筆者は学生時代に「First Date」などをドラムコピーしましたがその複雑さに大苦戦した苦い思い出があります…)
また、ロック以外にもヒップホップやEDMなどのアーティストから客演があったりとジャンルの垣根の超えた活躍も目立っています。
The Chainsmokersが2019年12月にリリースしたアルバム「World War Joy」の収録曲「P.S. I Hope You’re Happy」では彼らがフィーチャーされたのも記憶に新しい。2組のコラボらしく最高に“エモい”楽曲に。
時にはおバカ、時にはシリアスでエモーショナルな彼らの楽曲はこちらです。
First Date
ブリンクの代表曲といったら「First Date」。
タイトル通りストレートなラブソングとポップなメロディ、軽快なリズムは誰にとっても聴きやすい。ビートは単調でシンプルに聞こえますが実は複雑で、バンドでコピーした時も間奏のリズムで挫折しました…ふざけたMVも彼らならではで面白い。Let’s go!!Don’t wait!!
Anthem Part Two
「First Date」を収録しているアルバム「Take Off Your Pants And Jacket」の1曲目を飾る「Anthem Part Two」のライブ映像。
走るようなイントロのギターリフが爽快でクセになっちゃいます。社会に対する若者の考えを代弁しているかのようなリリックと、エモーショナルなメロディが心に突き刺さります。
The Rock Show
これぞポップパンクといった「The Rock Show」。
ロックのライブで恋に落ちるストーリーですが、MVはまるで関係なく彼らのおバカっぷりが伺えます。
Stay Together For The Kids
“アメリカの家庭の50%が離婚により崩壊されている”というメッセージから始まるMV。
「Stay Together For The Kids」はそんな問題を抱えている子供達に向けた、メッセージ性が強い一曲。こういったシリアスな歌も表現できるブリンクには参りました。
Story Of A Lonly Guy
全てを失った孤独な男のストーリーをネガティブに歌っているのが面白い。シングルカットはされていませんが少し切ないメロディとノリやすい8ビートがお気に入りの一曲です。
All The Small Things
「All The Small Things」はブリンクの出世作と言えるアルバム「Enema Of The State」からの一曲。
おもいきりハッピーで分かりやすいフックはつい口ずさみたくなる。MVはイケメン路線?と一瞬勘違いしてしまいますがパロディですのでご安心を。昔からフザけています。
What’s My Age Again
3人が裸でストリートを走り回る衝撃の「What’s My Age Again」。当時メロコアを更に押し上げた曲ではないでしょうか。裸好きですね。
Man Overboard
また裸ランナーズの登場!おバカ具合全開で最高です。こちらもギターのメロディラインが気持ちよく心が弾みます。
Feeling This
「Feeling This」は実験的に新たなサウンドを試みた2003年のアルバム「Blink 182」からの一曲。
これも曲全体はシンプルに聞こえますが、ドラムンベースのような複雑なドラムビートがループしています。単なるメロコア・ポップパンクバンドではないと世に証明した曲となりました。
I Miss You
「I Miss You」もこれまでの路線にはない、落ち着いたバラード風ラブソングとなっていて新鮮。ストリングスやピアノの音色と相まって壮大なスケールが感じられます。
Always
「Always」は静寂と盛り上がりのコントラストが印象的。
美しいメロディとタイトなビート、キーボードの音色が爽快で気持ち良い。少し大人なブリンクの雰囲気です。
Down
タイトル“Down”のフレーズを繰り返すフックがかっこいい。西海岸臭がとても強いMVから、彼らがカリフォルニア発のバンドでカルチャーを巻き込みながら進化していくのが垣間見れます。トラヴィスのタトゥーは一体どこまで増えていくのやら…
Not Now
2005年に出したグレイテストヒッツに収録されているこの「Not Now」は疾走感あふれるロックナンバー。
丁度この頃ブリンクは活動休止を宣言し、メンバーそれぞれが違うバンドで活動するなど新たな環境でスタートさせた年にもなりました。
Up All Night
待望の活動再開を果たし前作から約8年ぶりのリリースとなったアルバム「Neighborhoods」から「Up All Night」。
ヘヴィーでラウドなイントロが新鮮でかっこいいこの曲は、相変わらず変態的なトラヴィスの変速ビートとトム、マークのツインボーカルが健在。やっとブリンクの新章が始まった感じです。
Heart’s All Gone
「Heart’s All Gone」は2ビートで久々に彼らの往年のファストパンク曲に回帰したような曲。少しシリアスで意味深な歌詞は大人になった彼らの心情の変化の表れでしょうか。
Bored To Death
ようやくブリンクの本格再始動かと思いきや、まさかのトムの脱退!…新たにMatt Skiba(マット・スキバ)が加入しましたが以前のブリンクはもう聴けないのか、、と少し落胆しました。
しかし!その心配は全くの無用でした。2016年に待望のアルバム「California」がリリースされ、この「Bored To Death」で本当の新章がスタート。
新メンバー・マットの力強い歌声が曲全体に厚みを加え、これまでのキャリアを凝縮させたかのような深みのあるサウンドとなっています。さらにEDM界のスーパーDJ“STEVE AOKI”のリミックスも最高にクールで、ジャンルレスで顔が広いトラヴィスならではのコラボは豪華。
Misery
エモーショナルだけど力強さも感じられるメロディと、シンセを使った新鮮なミディアムチューンの「Misery」。フックの盛り上がりは最高です。
She’s Out Of Her Mind
最後も裸シリーズで締めくくりましょう。もはやシリーズ化してしまったこのMVですが、今回はパンクキッズも喜ぶ女性バージョン。
曲は2016年版「First Date」のような感じでしょうか、往年のブリンクを思い出すようなポップな曲になっています。怪しげなドクターが気になる…
まとめ
Green DayやRANCIDの少し後の世代にあたるブリンクは、ポップパンク・メロコアという音楽を更にメインストリームへと押し上げた存在でした。日本のハイスタもロックフェスで共に同じステージを踏んだ経験があるんです!
その後、SUM41やYellow Card、New Found Gloryなどの後輩バンドが人気を博し2000年代のメロコアブームへ。間違いなくブリンクの活躍が影響したムーブメントとなりました。
ポップ&キャッチーな往年の名曲で元気をもらったり、新しいアプローチの新曲でワクワクしたりと今後も彼らから目が離せません。他にもかっこいい曲は盛りだくさん。下部からお気に入りの一曲を見つけてみてはいかがでしょうか!
See you soon!!🐈